こんにちは、奏打です!
当記事では、シンガポール航空の機内Wi-Fiを無料で利用する方法と機内での接続手順などについて解説しています。
シンガポール航空について
シンガポール航空は名前の通り、東南アジアにある小さな島国・シンガポール共和国のフラッグキャリアです。
一般的にはIATA(国際航空運送協会)のコードであるSQとよく呼ばれています。
イギリス・スカイトラックス社による航空会社の格付けで、最高評価の「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ(The World’s 5-Star Airlines)」の認定を獲得している航空会社でもあります。
常に新しい機材をどんどん導入し、機内Wi-Fiなどのサービスも充実しています。
また、日本国内では東京・羽田、東京・成田、名古屋、大阪・関西、福岡の5空港にシンガポール・チャンギ空港からの定期便が就航しています。
半年に一度ほど実施される日本発のセール運賃が安いのも魅力の一つですね。
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シンガポール航空の機体
エコノミークラス
プレミアムエコノミークラス
ビジネスクラス
エコノミークラスの機内食
ビジネスクラスの機内食
シンガポール航空で無料機内Wi-Fiサービスを利用可能な機材一覧
シンガポール航空は、エコノミークラス・プレミアムエコノミークラス利用のクリスフライヤー会員を含めた(ほぼ)全搭乗者に無料で機内Wi-Fiのサービスを提供している数少ない航空会社としても知られています。
シンガポール航空の機内Wi-Fiが利用可能な機材は以下の通りです。
★エアバスA380-800
★エアバスA350-900
★ボーイング777-300ER
★ボーイング787-10
★ボーイング737-8(ボーイング737-8 MAX)
これらの機材の多くは中~長距離路線で運航されており、シンガポール⇔日本路線でも同様です。
無料の機内Wi-Fiサービスがないボーイング737-800 NGの機材は主に短~中距離、東南アジアや南アジア路線で運航されています。
搭乗する機材がWi-Fi対応かどうか(特にボーイング737-8なのかボーイング737-800 NGなのか)を事前に確認するには、シンガポール航空の公式サイトやアプリでフライト情報をチェックすると良いでしょう。
アプリで実際に確認してみると、このように便名(SQ116)の下に機材が記載してあります。
この便の場合、ボーイング737-8(ボーイング737-8 MAX)なので機内Wi-Fiのサービスがありますね(*^^*)
シンガポール航空マイレージプログラム『クリスフライヤー』に入会する
シンガポール航空において無料の機内Wi-Fiを利用するためには、まずシンガポール航空のマイレージプログラム『クリスフライヤー』の会員であることが必要です。
まだ会員になっていない場合、こちらからクリスフライヤー会員登録ページへ行けます。
登録ページ内の『クリスフライヤーに入会する』から氏名・連絡先・その他必要事項を記入します。
会員登録が完了するとこのようにログインすることができます。
クリスフライヤーの会員番号は8から始まる10桁の数字(8XXXXXXXXX)になります。
クリスフライヤーの会員番号と航空券を紐づけする方法
次に、クリスフライヤーの会員番号と予約を紐づける方法について説明します。
クリスフライヤーの会員番号を持っていても、予約と紐づいていなければ機内Wi-Fiを利用することができませんので注意しましょう!
航空券購入時にクリスフライヤー番号を入力する
シンガポール航空公式サイトからシンガポール航空便を予約する時に、マイレージ番号を入力するオプションが表示されます。
ここにクリスフライヤー番号を入力することによって、予約とマイレージ番号が自動的に紐づけられます。
既存の予約にクリスフライヤー番号を追加する
もし既に予約をした後でマイレージ番号を追加したい場合、以下の方法で紐づけができます。
シンガポール航空のウェブサイトで追加する
シンガポール航空の公式サイトにある『予約の管理』から6桁の予約番号と姓を入力してログインします。
『お客様情報を更新』からクリスフライヤー番号を入力します。
問題なければ下のようにクリスフライヤーの会員番号が予約に反映されます。
何かしらの問題が発生した場合、以下のようなメッセージが表示されます。
この場合はチェックイン以前のオンラインでの紐づけは不可なので他の方法を試しましょう。
シンガポール航空のカスタマーサービスに連絡して紐づけしてもらう
もしウェブサイトで変更できない場合、シンガポール航空のカスタマーサービスに電話して予約にマイレージ番号を追加することも可能です。(オススメ!)
電話番号:03-5050-1198 もしくは 03-4578-4088
チェックイン時に追加する
空港のチェックインカウンターやオンラインチェックインの際に、マイレージ番号を追加することもできます。
また、オンラインや電話で紐づけした場合でも空港のチェックインカウンターにて再確認することも可能です。
Webチェックイン時にこちらの「フリークエントフライヤー情報記入欄」が表示されます。
クリスフライヤーの会員番号は8から始まる10桁の数字(8XXXXXXXXX)です。
もし「機内Wi-Fiを利用したいけど他社(ANAなど)のステータスを使ったりマイルを貯めたりもしたい!」という場合は『I want to…』のチェックボックスにチェックを入れましょう。
すると、もう一つのマイレージ番号を入力する欄が出現します。
今回はクリスフライヤーの会員番号とANAマイレージクラブの会員番号を両方とも入力してみました。
これで問題なくWebチェックインを完了させられました。
空港で搭乗券にクリスフライヤー番号が反映されているか最終確認
実際に空港のチェックインカウンターで搭乗券を貰い、クリスフライヤーのマイレージ番号が反映されていることが確認できました。
シンガポール航空の機内Wi-Fiに接続する設定方法
実際に機内Wi-Fiを利用する際の接続方法を画面のスクショ付きで説明していきます。
フライト中に機内Wi-Fiを利用する際は、スマートフォンの機内モードをONに設定してからWi-Fiを有効にしてください。
Wi-FiをONにして機内Wi-Fiネットワークを選択する
スマホのWi-Fi接続をONにし、機内Wi-Fiネットワーク(ネットワーク名「KrisWorld」など)を選択します。
プランを選択し、必要事項を入力する
自動的にこちらの画面に切り替わるので、「Launch Portal」を選択します。
別ウインドウで設定画面が開きますので、「Complimentary Wi-Fi」のプランを選択します。
クリスフライヤーに登録している苗字(ローマ字)と座席番号を入力し、『I concent to…』にチェックを入れます。
入力した情報が正しいか確認して「CONNECT」をタップします。
接続完了
「You are now connected」が表示されたら接続完了!
これでインターネットを利用できます。
シートポケットにWi-Fi利用ガイドが入っていますので、こちらでも接続方法を確認可能です。
機内Wi-Fiを利用できる機材であっても、エラーが発生して利用できない場合があります。
このような場合、シートポケットに入っているWi-Fi利用ガイドの裏面にあるトラブルシューティングを参照しましょう。
実際に無料機内Wi-Fiを利用してみました
基本的な利用方法では問題なさそうですが、やはり空の上ということもあってか地上でのインターネット接続と比較すると多少遅延や速度の低下が発生することが予想されます。
そこで、それぞれどの程度利用できるのか実際にシンガポール航空便に搭乗して試してみました。
ウェブ検索・閲覧
ウェブ検索やサイトの閲覧は問題なし。
時々画像の読み込みが遅いかな?と感じる時もありますがほぼ誤差といってよいかと思います。
SNS(X、LINE等)
SNSも問題なし。
画像の送受信も地上に比べて若干時間がかかりましたが、いつも通りのやり取りができました。
特に急ぎの用事も無かったのでこれで十分かなあという感じです。
動画ストリーミング(YouTube、Netflix等)
データ通信の制限があるため、YouTubeやNetflixなどでのストリーミングは基本的に難しいですね。
このような読み込み画面から一切変化がなかったのであきらめました。
まとめ
最近ではビジネスクラス利用客に機内Wi-Fiを無料で提供する航空会社は増えてきましたが、エコノミークラス利用客にまで無料&(ほぼ)無制限で提供している航空会社はほとんどありません。
クリスフライヤーの会員登録や航空券との紐づけなど事前準備は必要ですが、実際の機内での接続手順は簡単ですし地上にいる時と同じようにSNSでのやり取りができるのは素晴らしいと感じました。
残念ながら動画ストリーミングでの機内Wi-Fi利用は厳しそうでしたが、それも搭乗前に動画をダウンロードしておけばオッケー。
そうでなくても、シンガポール航空は日本人向けの機内エンターテイメントも充実していますので問題ありません。
これらを上手に使いこなして快適なフライトタイムにしたいですね。
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