マレーシア航空のB737新ビジネスクラス搭乗記。コタキナバル→クアラルンプール・MH2631便【Malaysia Airlines・BKI→KUL】

こんにちは、奏打です!

マレーシア航空のボーイングB737型機に搭載された新型ビジネスクラスに搭乗してきましたので、そのレビューをご紹介します。

 

以前の搭乗記はこちら

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マレーシア航空のB737-800型機で現在運用されている旧ビジネスクラスシートは以下の通りです。

 

その➀

シートが布製ですね。現在運用されているシートの中では一番古いものになります。

 

足元めっちゃ広い・・・

シートポケットの意味がないですね(笑)

 

その➁

シートが革張りになりました。

 

足元の広さは変わらず、シートポケットまで1メートル以上の距離があります。

 

その➂

ヘッドレストが独立しました。

 

足元の広さが普通になりました。それでも十分広いです。

 

コタキナバル国際空港について

コタキナバルは、ボルネオ島北部に位置するマレーシア・サバ州の州都です。

コタキナバル国際空港はコタキナバル市街地から車で10分ほどの場所にあります。

 

クアラルンプール⇔コタキナバルは飛行機で2時間40分ほどの距離で、マレーシア国内線としては3番目の長さになります。

 

ラウンジにて待ち時間を過ごす

保安検査通過後、搭乗時間まではマレーシア航空の指定ラウンジになっているこちらのトラベルクラブラウンジ(旧マレーシア航空ゴールデンラウンジ)で過ごしました。

 

ラウンジの紹介記事はこちら

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マレーシア航空 MH2631便

それでは、実際に新ビジネスクラスシートに搭乗した様子をご紹介していきます。

 

搭乗ゲート前

出発時刻の40分ほど前から搭乗ゲート前で待機していました。

 

こちらがビジネスクラスレーンの看板です。

 

搭乗時刻が近づくと乗客がぞろぞろと並び始めます。

この時点で出発予定時刻まで30分を切っているのに、まだクルーがいました。(笑)

 

この日はエアアジア便と隣同士の搭乗ゲートだったのですが、どうやらエアアジア便の到着が遅延した様子。

その影響でマレーシア航空便も搭乗開始が遅れました。

 

結局、18:45ごろにようやく搭乗開始しました。

 

新ビジネスクラスシート

このフライトの機材は機体番号9M-MLOのB737-800。

 

ボーディングブリッジから機内へ。

 

いよいよ新ビジネスクラスシートとのご対面です。

 

鮮やかな青色のレザーシートですね!

 

ビジネスクラスは横に2-2の3列で計12席です。

 

マレーシア航空公式サイトのシートマップはこんな感じです。

 

エコノミークラスはこんな感じです。(別便搭乗時に撮影)

 

今回はバルク席の1Fに座りました。シート幅は60cm程度。

シートには毛布とクッションが用意されていました。

 

マレーシア航空のロゴ入り毛布

 

足元はまずまずの広さです。ただ、足を目いっぱい伸ばすのは難しいですね。

 

横から見るとこんな感じ

 

ひじ掛け部分をパカッと開けると・・・

 

テーブルが収納されています。

 

取り出すとこんな感じ。

 

レッグレストはオットマン無しのタイプです。

 

窓側にリクライニングのボタンがあります。

リクライニング角はそれほど大きくないですかね?

背もたれの部分だけでなく座面も連動して動くタイプでした。

 

足元にUSBポートと電源プラグがあります。Type-Cも対応しているのは嬉しいですね。

 

機内モニターが無いので、CAさんが非常用設備の説明を実演していました。

隣席が空席だったので「ちょっとコレ置かせてね?」とCAさんに頼まれました。

 

機内Wi-Fiの普及によって、今後はこのように原始的な方法が増えていくのかもしれませんね。

 

ウェルカムドリンク&スナック

ウェルカムドリンクはオレンジジュース・アップルジュース・水の3種類。

 

オレンジジュースをいただきました。酸味が効いています。

 

シートの横にあるボタンを押すと・・・

 

ドリンクホルダーが出てきます。

 

なんとなくシュールですね・・・

 

小袋に入ったスナック(ピーナッツ)

なぜか2袋くれました(笑)

 

おしぼりもいただきました。シトラス系のいい香りがします。

 

離陸

CAさんも席に座り、いよいよ離陸です。

 

滑走路走行中にCAさんが機内食のオーダーを取りに来ました。忙しいですね。

 

照明が青色に変わりました。

 

コタキナバルの街並み(反射で見えづらいですね・・・)

 

機内食

シートベルトサインが消えると、すぐに食事の時間です。

配膳される前からすでにギャレーの方からいい匂いが漂ってきました。

 

鶏肉料理or魚料理の選択肢がありましたが、今回は魚を選択しました。

 

機内食の内容:魚の煮込み、ご飯、パン(3種類から選択)、チキンハムのサラダ、チョコレートケーキ

 

紅茶をいただき、ゆっくり食後のティータイム

 

食べた感想:メインの魚は美味しかった。それ以外は可もなく不可もなくといった感じです。

 

機内コンテンツ

序盤でも少し触れましたが、この新シートの機材には機内モニター(座席含む)がありません。

そのため、機内エンタテインメントを楽しみたい場合は自分のデバイスを使って機内Wi-Fiに接続する必要があります。

 

機内Wi-Fiの接続方法

機内モードにしてからWi-Fi「MHstudio」に接続します。

 

この画面が開いたら「Connect」を押します。

 

接続成功すると、MHstudioのトップ画面が表示されます。

 

画面左上の3本線を開くとメニューになっています。

お好みの機内エンタテインメントを選択して楽しみましょう。

 

日本の映画も少しだけありました。

 

スマホスタンド

テーブルの一部がスマホスタンドになっています。

 

パカッと開くと・・・

 

即席スマホスタンドの完成です。

タブレットもそれほど大きい画面サイズでなければ置けそうですね。

 

クアラルンプール国際空港に到着

機内食も食べ終わり、少しうとうとしていたらあっという間に着陸態勢に入りました。

 

クアラルンプール国際空港に到着!

 

お疲れ様でした~。

 

今回の飛行時間は2時間20分でした。

出発時は22分の遅延でしたが、到着時には6分の遅延に短縮されました。

 

まとめ

今回登場した新ビジネスクラスシートはこれまでのB737型機のビジネスクラスと比較して、色使いや機能性が洗練された印象を受けました。

しかし、リクライニングや一席当たりの専有面積などは長距離路線には向いていないかなと感じました。

 

これから数年はマレーシア航空の機材入れ替え時期を迎えることになり、いくつかの新機材を導入する予定(B737MAX8やA330-900など)になっているそうです。

それらの機材のシートがどのようなものになるのかも楽しみですね。

 

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