ヘルシンキからストックホルムまで18時間の豪華船旅 バイキングライン(VIKING LINE)

こんにちは、risokaです。

2025年ゴールデンウィークに娘とヨーロッパ11日間の旅に行ってきたんですが、その中でフィンランドのヘルシンキからスウェーデンのストックホルムまで豪華な客船で18時間かけて移動しました。

船はあまり得意ではないので行く前は少し心配していたのですが、とても快適な船旅をびっくりするくらいのお値段で利用できたので、紹介したいと思います。

 

タリンクシリヤラインとバイキングライン

まず、ヘルシンキ⇔ストックホルムの運航はタリンクシリヤラインバイキングラインがあります。

ヘルシンキ市内でランチをしようと思い、港の方まで出向いたときにどちらの船も停泊していたので撮影したものです。

どちらの船も大型客船だということがわかりますよね(^^♪

 

どちらも夕方出航して翌朝到着するほぼ同じスケジュールのため、ベッドがある客室タイプを選び予約するようになっています。

もちろん部屋タイプによって金額は違います。

そしてどちらの船も免税店やゲームセンターやスパ、無料で楽しめるエンターテイメント、キッズルーム等があるようです。

どちらにしようかと金額や部屋タイプを調べたり、実際に乗った方のブログを読んだりして、次のことが分かりました。

1.タリンクシリヤラインの方が観光客が多く、バイキングラインの方が地元客が多い。
2.タリンクシリヤラインの方が免税店も大きく、エンターテイメントも充実している。
3.タリンクシリヤラインの方が、船が新しいよう?
ここまで書くとバイキングラインの良い所はないみたいですが(笑)
バイキングラインは地元客が多そうで、免税店でビール等箱買いしている人を何人も見かけました(笑)
車がどんどん乗船していくところを見かけたので、地元の方が車で買い出ししているんでしょうね(笑)
ここまでタリンクシリヤラインの良いところばかり書きましたが、バイキングラインにして良かったと心から思っています。
それでは乗船した当日の流れを書いていきますね。

バイキングラインに乗船

今回乗船したのはヘルシンキ→ストックホルムです。

スケジュール

15:45 チェックイン開始
16:15 乗船開始
16:55 乗船終了
17:15 出航
10:00 ストックホルム到着(ヘルシンキ時間11:00)

チェックイン

ヘルシンキ中央駅付近のホテルを15時過ぎにチェックアウトして、トラム4T(路面電車)でカタヤノッカ・ターミナルへ向かいました。

 

バイキングライン専用カタヤノッカ・ターミナルに到着しました。

なかなか大きなターミナルです。

 

有人カウンターで予約バウチャーとパスポートを提示し、乗船チケットを発行していたたきました。

バイキングラインは「ガブリエラ号」と「シンデレラ号」があり、私が乗船した日はチケットに記載があるように「シンデレラ号」でした。

 

そして、16:15乗船・・・

9004号室

私たちの客室はシーサイドプレミアムラージ(LXA)というタイプでした。

部屋全体

まず部屋に入ってビックリ!こんなに広いの~?!!

前情報で4名定員の部屋でソファベッドにも出来るソファと外の景色を眺めることが出来る窓があることは知っていましたが、まさかこんなに広いとは思わず部屋に入って娘と歓喜でした(笑)

実はこの船での1泊はスーツケースを広げるスペースがないと困ると思い、いつも旅行の際はスーツケースに忍ばせておく折り畳みボストンバッグに1泊分をヘルシンキのホテルで詰めなおして持って来ていたのでした(笑)

 

 

ところが大型スーツケース4つでも余裕で広げるスペースがありました(笑)

 

窓側からも撮影してみました。

ベッド

ベッドはダブルサイズで枕は1人3つずつ、かけ布団は1人ずつシングルサイズのものが用意されていて高級ホテルのようでした。

ベッド横にコンセントが一か所ありますが、Cタイプでしたので変換プラグが必要でした。

 

 

バスタオルとフェイスタオルタオルもベッドの上に用意されていました。

 

ソファ

こんなに大きなソファもあります。

この部屋は4人定員なので、大きなソファがダブルサイズベッドになるんでしょうね。

 

そしてこの大きなソファの横に一人掛けソファがあり、大きな窓と大きなテレビもあります。

デスクまわりと冷蔵庫

そしてデスクと冷蔵庫と荷物を置くスペースがあり、見切れていますがその左にはハンガーがかかっているコートなどをかけるスペースがあります。

コンセントはこの写真に写っているように部屋の中全てCタイプでしたので変換プラグが必要でした。

 

 

 

冷蔵庫はないかな?と思っていたのに冷蔵庫があり、ビールやスパークリングワインが入っていて、なんとなんと無料だと言うじゃありませんか!!

ラッキー✨

 

シャワールーム

シャワールームは他の部屋と変わらないのかな?

トイレとシャワースペースと洗面台が狭めのスペースに全部ありました。

でも水圧も思ったより悪くなかったですし、広さは日本のビジネスホテルのバスルームと変わらないか、少し広いかも?

 

私は持参したものを使ったので、シャンプーなのかソープなのかわかりませんが何か一つありました(笑)

洗面台にはソープがあったので、これはシャンプーなのかな?

 

歯ブラシなどのアメニティは何もありませんが、右上に少し写っているのがうがい用コップです。

船なので固定されていますが、簡単に外すことができます。

 

トイレも普通の水洗トイレで、右にある四角いボタンで流します。

右上に写っているのがソープでその横にドライヤーが備え付けられています。

歯ブラシもそうですが、スリッパなどアメニティは何もありませんでした。(タオル類やドライヤーはあり)

私は海外旅行に行くときは持参しているので困りませんでしたが、必要なら持参することをお勧めします。

部屋からの眺めと夕食

これはエレベーターホールで撮った9階の見取り図ですが、9004号室は船主部分にあるので、とても景色が良かったです。

 

ヘルシンキ大聖堂に別れを告げて出航です。

この時は帰りの飛行機が欠航になってもう一度ヘルシンキ大聖堂を見ることになるとは思いもせず・・・

 

逆光で上手く撮影できませんでしたが、出航してすぐに世界文化遺産であるスオリンメンナ島が見えてきました。

 

出航してしばらく部屋から景色を眺めた後は、一応?船内もぐるっとまわって見てきたんですが、部屋が快適すぎてテイクアウトして窓からの景色を眺めながら部屋で食事することにしました。

船内のバーで生ハム等の盛り合わせを買ってきました。

部屋で食べたいと伝えたら、紙皿に入れてラップをかけてくれました。

冷蔵庫にあるフリードリンクとともにいただきます!!

 

夜8時頃には夕焼けになり、おなかもいっぱい(^▽^)/

シャワーを浴びてベッドの上でゴロゴロ・・・おやすみなさい・・・

 

朝の景色

ベッドでぐっすり眠り、朝6時頃目覚めてカーテンを開けてみると両側に島々が見えていました。

地図で確認してみると、スウェーデンの島々なようです。

 

可愛らしい家もあったり・・・

昨日から明るい時間はずっと外を眺めていますが、飽きませんね(^^♪

少し雨が降ってきました。

ストックホルムに着くころには晴れているといいな~(^^♪

 

向こうにストックホルムの街並みが見えてきた頃には雨も止み・・

 

間もなくストックホルムに到着です。

 

動画

客室について動画レビューもしていますので、是非こちらもご覧ください。

こちらのYouTubeチャンネルにホテルのルームレビュー動画や旅先で撮影した動画をアップしています。
チャンネル登録していただければ今後のアップロード動画をご覧いただくことができるようになります。Youtubeチャンネルはこちら

 

船内施設

船は11階まであり、船内施設はこんな感じです。

色々な施設があり一応まわったんですが、部屋の居心地が良すぎてどこも写真を撮っていません(笑)すみません・・・

 

面白かったのが船内にあったこの時計。

フィンランドとスウェーデンは時差が1時間あるので長針が2つあり、それぞれに国旗がついています。

 

朝食

前日の夜、船内を見てまわっているときに朝食のレストランを確認しようとブッフェタイプのレストランで乗船券を見せて聞いたところ、プレミアムブレックファストはここじゃなくてSEAVIEW DININGだよーと教えてもらっていたんですが、これまたプレミアムすぎてビックリ!!

普通のブッフェタイプの朝食に1品くらいオーダーできるのがプレミアムなのかと思っていたら、ブッフェメニューがプレミアムでした(笑)

 

何か国語かで書かれたこちらのメニューがテーブルにあり、オーダーメニューもありました。

英語のページをパチリ📷

 

メニュー

テーブルに案内され着席すると、「スパークリングワインはどう?コーヒー・紅茶は?オーダーメニューもあるわよ。」

みたいな感じで聞かれます。

とりあえずスパークリングワインをお願いしましたが、ブッフェ料理をいただきに行くとこんな感じでスパークリングワインが山盛り(笑)

朝食ですよ?(笑)

そしてスパークリングワインに合いそうな、チーズやハム、サーモンなど(笑)
お、魚卵がある~と思ったら・・・
キャビアも取り放題!!!
エビのオープンサンドにまでキャビア盛り盛り(笑)
マンゴープリンとベリーのヨーグルト
ハード系のパン
他にもフォカッチャやクロワッサン、シナモンロール等ありましたよ。
ホールケーキまであります!!
 逆光になってますが、こんな感じでスパークリングワインとともにいただきました。
マンゴープリンの左にあるフィンランドの朝食の定番ピーラッカにエッグバター(たまごサンドの具みたいなもの)を乗せて食べるのが今回の旅でのお気に入りでした(o^―^o)
パンがミニサイズだったので食べやすく、シナモンロールとフルーツをおかわりしました。

下船 バスでストックホルム中央駅へ

朝食後、インフォメーションで港からストックホルム中央駅までのバスチケットを購入しました。

2人で13ユーロでした。

チケットを購入する際、行先はストックホルム中央駅のみということ、白いバスだから乗り間違えないでね、と言われました。

 

下船したらすぐにこの白いバスが止まっていたので分かりました。

上の写真のレシートみたいなものを見せて乗車しました。

ストックホルム中央駅までは15-20分くらいだったかな~?と思います。あやふやな記憶でごめんなさい(__)

この写真はストックホルム中央駅のバスターミナルです。

電車の中央駅とは中で繋がっています。

 

こちらの写真はストックホルム中央駅の正面かな?

宿泊したシェラトンストックホルムホテルはこの中央駅入り口から徒歩3分くらいでした。

予約した方法

色々な方のブログやYouTubeで検索し、タリンクシリヤラインにしようと思い公式から普通に予約しようと思っていたんですが、ベルトラ等オプショナルツアーのサイトも見てみたら、「これお得じゃない?」というものを見つけたんです。

 

タリンクシリヤライン公式から窓ありツイン(11㎡)のお部屋を予約すると食事なしで2人で181€(30,000円弱)でした。

ところがベルトラでタリンクシリヤラインの窓ありツインのムーミンルーム(11㎡)がビュッフェ朝食付きで2人で198€(約32,000円)でした。

 

お、これは安い!と思ったんですが・・・

同じくベルトラでバイキングライン海側窓付きプレミアムクラス(20-30㎡)ビュッフェ朝食付きで2人で200€(約32,000円)!!!

www.veltra.com

フィンランドの首都ヘルシンキとスウェーデンの首都ストックホルム間の移動フェリーです。移動中は専用客室でゆったりとお寛ぎい…

 

えー、これめっちゃ良くない?ということで同行する娘と相談して、ベルトラでバイキングライン海側窓付きプレミアムクラスを予約しました。

200€以外に燃油代も1人5€かかり、最終的なお支払い金額は2人で33,928円でした。

 

1人16,964円で国境を超える移動+広い部屋での宿泊が出来、プレミアムな朝食と部屋の冷蔵庫内ドリンクフリー✨ってめっちゃお得じゃありませんか?

ベルトラはklook、KKday、ベルトラの3つの中では私はお高いイメージがあったんですが、この船旅は一番安かったです。

それと、タリンクシリヤラインは観光客が多く利用しているため情報が多く出回っているのですが、バイキングラインの情報はあまりありませんでしたので乗るまでは少し不安はありましたが、部屋に入った途端不安なんて吹き飛んでしまいました(笑)

バイキングラインの情報はあまりないので、皆様の参考になると嬉しいです♪

 

 

 

VELTRA(ベルトラ)

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